DANNAです
Youtubeで着付けを始めるまで全く着付けに興味がなかったのですが、これだけしょっちゅう着付けというものに触れる機会が増えて、それを撮影していると「単純接触効果(ザイオンス効果)」で結構着付けが好きになっていている今日この頃www
いつもCheeが動画で着付けのポイントを紹介していますが、ふと疑問が・・・
「それしなかったらどうなるんやろ?」 「しなくていいんやったら無駄な作業やん?」
という思いがこみ上げてきたので無理を言ってCheeに敢えて失敗していただき、今回はまくらを真っ直ぐ入れなかったらどうなるのかやってもらいました。
参考動画
斜めに置いてみた
まずは、まくらを斜めに置いてみた場合です。
初めにまくらをセットする時は真っ直ぐに掴んでいると思うのですが、お太鼓の内側に持っていく時に斜めになる方が結構らっしゃいます。
そうしてしまったらどんな不具合が出て来るのか?
二重帯と垂れが添わない
まくらを斜めにし、まくらを上に持って行った時点で片方の帯が引っ張られるので垂れが斜めになってしまいます。
布目が揃わない
上記のように斜めに帯を固定してしまっているので本来真っ直ぐになるはずの布目が斜めになります。
お太鼓になる部分が斜めになってしまう
本来真っ直ぐなはずの部分が斜めになって、ここから仕上げまで何度も何度も修正していかなくてはならなくなります。
左右の山の形が左右対象にならない
お太鼓が仕上がった時にかなり目がいく部分です。
修正も難しい部分になります。
左右の内外の布が揃わない
まくらは真っ直ぐ入れましょうd^^
左右に寄って入れてしまった場合
今回は右寄りに入れてしまった場合を行いました。
左右の山の角度が違う
お太鼓の左右を真っ直ぐにしようとすると上下のバランスが崩れてきます。
下は内に折り込むので修正が効くのですが、そうすると上はどうしてもバランスが崩れます。
短い帯・硬い帯の場合
最後に山が汚くなりがちなこの2点を解説します。
短い帯でお太鼓の根元がギリギリの場合、いつも通りに根元を広げても帯が足りないのでシワの部分に山を持って行ってしまうとシワが消えず、裏地が見えてしまいます。
対処法として
根元を目一杯広げるか、ギリギリでもいいので布目が揃っている所で山を取ってください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
まくらの位置で仕上がりにこれだけの差が出てきます。 まくらを決めて持っていく時は片手持ちになってしまうので斜めにならないように意識しましょう。
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